メニエル病の治療薬イソバイドは独特の酸味、甘味、苦味があり、服用しにくい薬剤で、一般には冷水で2倍程度に薄めて服用するように指導されますが、それでも飲みにくいと訴える患者さんも多いようです。他に飲みやすくする工夫としては、レモンの絞り汁をかける、氷などで冷やす、シャーベット状にして服用するといった方法があります。
今回はこの「イソバイド」についてもう少し詳しくみていくことにしましょう。
【イソバイド】
主成分: イソソルビド(Isosorbide)
剤形: 無色~淡黄褐色の液剤
<作用と効果>
血漿浸透圧を高めることで、脳圧降下作用、眼圧降下作用、耳の内リンパ圧降下作用、利尿作用を示します。通常、脳腫瘍・頭部外傷による脳圧亢進時の脳圧降下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下の目的及びメニエル病に使用されます。
(※)下記の項目に該当される方は薬剤使用前に担当医師と薬剤師に相談してください。
・ 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。頭蓋内血腫、脱水状態、尿閉または腎機能障害、うっ血性心不全がある。
・ 妊娠または授乳中の方。
・ 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
<用法・用量>
メニエル病の場合 :(1日/体重当り)1.5~2.0mL/kg(主成分として 1.05~1.4g)を標準用量とし、通常、成人の場合は 1日/90~120mL(63~84g)を3回に分けて服用。いずれの場合も治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従うこと。服用しにくい場合は、冷水で2倍程度に薄めて服用してください。飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
⇒ 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談。
⇒ 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないこと。


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