メニエル病の症状である、めまいの治療には様々な薬が使用されます。
例えば主だったところでは、副腎皮質ステロイド薬、脳循環代謝改善薬、ビタミンB12(メチコバール)、抗不安薬(安定剤)、抗血小板薬、漢方薬などが挙げられます。

◆β刺激薬 (製品;イソメニール薬)
脳や内耳の血流を改善したり、内耳液を正常化する作用があります。
副作用として人によっては、動悸を起こす事があるようです。心臓病や高血圧、糖尿や甲状腺の病気など持病を持っている方は、服用中の薬を医師にきちんと伝えて、相談した上で服用したほうがよいでしょう。

◆抗ヒスタミン薬 (製品;トラベルミン薬、ドラマミン薬など)
めまいや嘔吐に関係のある神経を鎮める作用があります。
船酔い・車酔いなどの動揺病に効果がある他、メニエル病の治療に使用することもあります。
こちらの薬の場合、副作用として口の渇きが多いようです。加えて服用後は眠くなることがあるので、服用後は車の運転などは控える必要があります。
(※ 尚「緑内障」や「前立腺肥大」の方には適しませんので、その旨を医師にしっかりと伝えてください。)

◆浸透圧利尿薬 (製品;イソバイド薬)
イソバイドは、リンパ液の排出を促進し内リンパ水腫の改善を促す作用があります。
メニエル症候群の治療に使用する以外にも、眼圧や脳圧を下げる目的で使用する事もあります。副作用はほとんどありませんが、人によってはまれに、吐き気や下痢や頭痛をひき起こすことがあるようです。